#明日

「明日がやってくるそれがただ怖い」

と泣いていた僕に君は2人なら

怖くないと震える声で言った

自分を否定するのを辞めたのは

空が綺麗な明日を映し出していたから

途方に暮れていても 時は流れてゆく

黄昏ていても 季節は巡りゆく


佇んでいても 今を生きている

空を見上げていても 明日は来る


でも


今はそれでもいいのかも

そんな時もある



誰でもね



浸るものに 思うものに





あなたの今に

明日に怯える僕を

抱きしめに来てよ

草木も風に揺れているね

明日に怯える僕のように

君の目指す明日が曇ってしまっても

私は足場を照らす外灯になりたいの

好きな人に会えること

それは当たり前ではない

それはわかっていた


会える明日が

長く続いてくれたらよかった

なんて今更かな

本当に笑えるよな

片想い、306日目　第2部

太陽が笑うから、

ほんの少しだけ走り出したくなった

今日という日は今日という日の

始まりの終わり


どんなに嘆いて足掻いても

立ち止まってはくれない


どんな言葉をかけられても

どんなに答えを出そうとも



今日という日は

明日へと向かってしまう


今日という日は流れ

明日へと




今日という日を

言葉にできない気持ちが

日に日に私の心を支配していく。


明日もあの人が好きなことに

気付かないふりをさせて。

明日の空も

流れる雲が見せる青い空なのかな


明日に見る景色が

涙が消え染まる日なのかな


見るものが全て変わり

ふとした瞬間に降る笑みが

溢れるそんな日に



誰かの言葉で傷ついても

不安な悲しみで傷ついても


また


新しい明日がドアを開こうと
照らすような



同じ空の下で



小さな道(ひかり)の先へ

一滴(ひとしずく)一滴 冷たい雨を

見つめると物思いに馳せ巡る


今日の日を 昨日の日を 明日へと

巡り合いの日々をと雨語り



降り語る雨に



明日の空は何模様

君が明日も笑っているから

まだ生きていようと思えた

誰かにとっては辛そうな明日

誰かにとっては楽しみな明日

君の明日はどちらに傾くかな

『明日』に期待して
『今日』を呑気に生きてる