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#未開封の想いの扉

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全22作品・

開くことができなかった想いの扉

封じても綴じたかったものでした

あちょ・2024-11-30
未開封の想いの扉
片想い
好きな人
失恋
迷宮
ポエム
涙とともにグッバイ
夜に灯る足跡

新品みたいに見えちゃいますか

臆病風に吹かれ過ぎて

過度に包装しすぎた恋では

さゆた・2024-12-01
未開封の想いの扉
素敵なタグ貰いました
零れ恋慕に色彩を
片想い
先輩
迷宮
ポエム

わたしには 名前はない
ノラだから

生まれてから わたしは
妹と ハコに入れられ
人間に 捨てられた

妹は 人間の子供が連れていってしまった

わたしは ひとりで生きてきた
いや ひとりではなかった
生きてくすべを 先輩ネコの
ミケ姉さんに 教わった

「いいかい カラスには気をつけな
あんたみたいに 小さいと
カラスは 襲ってくるからね
わたしのそばを 離れるんじゃないよ?」

「うん!わかった カラスって怖いのね?
ミケ姉さんから 離れないよ」

「おなかが空いたら この家に来るんだよ
ここの人間は ご飯をくれるんだ
悪い人間ばかりじゃない
わたしの名は 人間がつけたのさ
ここん家の人間が わたしをミケと呼んだんだ」

わたしの 妹は 元気にしてるかな?
きっと あの子供に 名前をつけてもらったよね

ある日 妹を連れていった子供を見つけ
わたしは 追いかけた
わたしは 夢中で走っていて
気をつけていたのに 車が後ろに走っていたのに
気づかなかった

「危ない!」
ミケ姉さんの声がしたと思ったら
ミケ姉さんが わたしを つきとばした

「ミケ姉さん?!大丈夫?!」

ミケ姉さんは 横になったままで
わたしが声をかけても 返事がなかった

車から 人間が降りてきた

「うわ どうしよ… ネコを轢いちゃったよ
大丈夫かな あ! まだ生きてる!」

「えぇ ほんとに?じゃ 病院に連れていこうよ」

2人の人間が 何か話しているけど
何 話してるんだろ?

「よし!じゃ病院に行こう!
ごめんな?助けてやるからな?」

待ってよ!ミケ姉さんをどこに連れてくの?

人間は ミケ姉さんを車に乗せて 
どこかへ 行ってしまった

妹だけじゃなく
わたしの大切な ミケ姉さんまで
人間は 連れていってしまった…

人間なんて 大嫌い!

それでも おなかは空くし
わたしは ミケ姉さんに教えてもらった家で
ご飯を もらいに 行っていた

ミケ姉さんと 会えなくなって
どれくらい たっただろう?

外で 日向ぼっこをしていると
1人の男の人間が 近づいてきた

「お前 前に飼ってた サスケによく似てるなぁ
なぁ お前 ノラ猫だろ?
僕んちに 来ないか?」

その人間は とても 優しい顔をして
わたしに 話しかけてきた
何を言ってるのかは よく分からないけど
わたしは 不思議と その人間から
離れることができなかった

「 よし!決まり!家においで?」

いきなり その人間は わたしを抱きかかえた

ちょっと!いきなり 何すんのよ!

その人間は 笑顔で わたしの頭をなでた
その手は とても 温かくて 気持ちよかった

逃げようと 思ったけど
ミケ姉さんの言葉を思いだした

「いいかい 人間は 悪い人間ばかりじゃない
わたしら ネコに 優しくしてくれる人間もいる
いつか お前も 優しい人間に会って
人間の家で 暮らせるかもしれないよ?
お前の妹のようにね」

この人間が そうなんだろうか?

「着いた!ここが 僕の家だよ
僕は 1人で暮らしてるんだ」

人間が 家の扉を開けた

ここが 人間の家?広い!

「僕の名前は 佑樹って 言うんだ
これから よろしくな?
お前に名前を つけないとな」

この人間の声は優しくて 
なぜだろう とても落ち着くな

「よし! お前は 女の子だから
コハルにしよう
今日は 小春日和だから!
可愛い名前だろう?」

こうして わたしは この人間の家で
暮らすことに なってしまった

何度か 呼ばれてるうちに
わたしは コハルと 名前をつけられたことが
分かった

入ることはないと思ってた 扉の向こう
ゆうきの家が わたしの居場所

ミケ姉さんの言ってたことが
ほんとになったんだ

ミケ姉さんに また会えたなら 
言いたいことがある

ミケ姉さん
わたし コハルって 名前つけてもらったよ
今 わたしは 幸せだよ
ミケ姉さんのおかげだよ
どうも ありがとう

マリ・2024-12-03
絵本のような物語
未開封の想いの扉
素敵なタグをありがとう

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に22作品あります

アプリでもっとみる

抱えきれない胸の痛みと
1人で 過ごしてきた君

君が苦しむ前に 僕の想いを
伝えるべきだった

戻れるならば 扉を開けて
無邪気な日々を過ごしていた
あの頃の君に会いたい

マリ・2024-12-01
未開封の想いの扉
素敵なタグお借りしました
直人の投稿

君に愛を詰め込んだ瓶を渡しても

それを鑑賞用として眺めているなら

僕の気持ちはきっと届かないままだね

夜楓 俺・2024-12-08
未開封の想いの扉
タグお借りしました
小瓶に愛を詰めて
好きな人
恋愛
ポエム
独り言
思い
想い
鑑賞用
強がり
片想い

ちゃんと脇役を演じるわ

どうやらこの物語の主人公は

あの子のようだから

汐羅・2024-12-04
脇役Aの恋煩い
未開封の想いの扉
タグお借りしました

何度でも
あなたの名、呼ぶ
夢の中
『まだ来るな』という
悲しい優しさ

かおちゃん・2024-12-01
未開封の想いの扉
短歌調
タグ使わせて頂きました

未開封の想いの扉 後編

ゆうきと暮らしはじめて
どれくらい たったかな?

気持ちいいベッドで眠り
美味しいご飯が 毎日食べられる
ゆうきは よく わたしと遊んでくれる

最初 家に来たばかりの頃は 
少し 不安だったけど
今では ゆうきがいてくれて 安心する

ゆうきってば 朝 なかなか起きないから
わたしが 起こしてあげないとね!
わたしがいないと 全然ダメね!

「コハルー おーい ご飯だぞ?」

あ!ご飯?あの美味しいやつだ!
美味しいー あー 幸せ!

時々 思い出す
ミケ姉さん 元気かな…
優しい人間に会えて
人間と暮らしてるよって 言いたいのにな

「じゃあな コハル
僕 仕事に行くから 留守番頼むな?
いってきます!」

出かけるのね?いってらっしゃ~い!

さて お昼寝したら
わたしも さんぽに行こうっと!

一階の小窓 よく空いてるんだよね
さてと どこに行こうかな
いい天気だし 公園に行こっと!

公園に着くと 一匹の三毛ネコが
ベンチで 昼寝をしていた

あれ? あのネコ 間違いない!

「ミケ姉さん! わたしだよ 覚えてる?!」

コハルが 声をかけると
寝ていた 三毛ネコは 目を覚まし
コハルと 目を合わせた

「おやまぁ 驚いた! お前かい?
また 会えるなんて 思わなかったよ!」

「ミケ姉さん!ずっと会いたかったよぉ!
会えて 嬉しい!」

コハルから ポロポロと 涙がこぼれた

「わたしも嬉しいよ!
お前 しばらく見ないうちに大きくなったねぇ
今まで どうしていたんだい?」

「わたしね 優しい人間に会えたの!
コハルって 名前つけてもらって
ゆうきって 人間と一緒に住んでるんだよ?!」

「そうかい よかった…
コハル?いい名前をつけてもらってよかった
今 幸せなんだね?」

「うん もちろん!わたし ゆうき 好きだよ
ミケ姉さんは?今 どうしてるの?
ずっと 心配してたんだよ
わたしのせいで 車に…
ずっと あやまりたかったの
あのときは ごめんなさい…」

「そんな あやまらなくていいんだよ?
あの時は あんたを助けたかったんだ
あんたが 無事で それで 今は
幸せに暮らしているなら なによりさ
わたしは あの時 助けてくれた人間と
暮らしてるんだ
だから 心配しなくていいよ 安心しな?」

「ミケ姉さんも幸せなのね?よかった!
わたしね ミケ姉さんがいてくれたから
ノラで 生きていけたし
ミケ姉さんが 言ってくれたから
人間 嫌いだったけど
ゆうきに会ったとき ゆうきを信じてみようと
思ったんだよ?
ミケ姉さん ありがとう!」

「わたしも あんたに出会えてよかったよ?
いつも あんたといて 
わたしは 毎日 楽しかったし 幸せだった
わたしこそ ありがとね?」

コハルとミケ姉さんは 
今まで会えなかった時間を埋めるべく
それから 沢山 話をした

「コハル そろそろ 家に帰りな?
ここで また 会えるから」

「うん! きっとだよ?また 会おうね?
ミケ姉さん またね!」

「あぁ コハル またね?」

ミケ姉さんに また会えた!
あの時のことも あやまれたし
わたしが 今 幸せだということも
話せて ほんとによかった
ミケ姉さんも 幸せで よかった!
また いつでも会えるんだ

ゆうきと 話せたなら 
今日 あったことが言えるのにな
ゆうきと お話できたらいいのにな…

でも ゆうきの言葉が分からなくても
ゆうきが わたしのことが好きってことは
分かるし わたしも ゆうきが好き!
それで いいか!
さぁ 帰ろう ゆうきの家に

ゆうき ただいま!

マリ・2024-12-04
絵本のような物語
未開封の想いの扉
素敵なタグをありがとう

いつも  辛口な あなただから

あんなふうに  優しく 諭されたら

ギャップ 大きすぎて  たじろぐじゃない





本当は……

ホットミルクに 溶けてく 角砂糖に なりたいくらいに


あなたとの 恋愛に  心ごと おぼれてしまいたいの

草波ぽぷり・2024-11-30
未開封の想いの扉
タグ使わせて頂きました
迷宮
あなたとなら
恋愛
溶けてく角砂糖みたいに
ギャップ
陽だまり委員会

タグを紹介させていただきます2

# 未開封の想いの扉

届けたかった想いは

せめて伝えたかったと

今も心の中で揺れています

----------------------------------

使用・解釈は自由です

気軽に使ってくださったら

タグ以上に僕が喜びます!笑

よろしくお願い致します

あちょ・2024-11-30
タグ紹介
未開封の想いの扉
想い
迷宮
繋ぎ合わせの時間

好きだよ!とか愛してるよ!

なんて伝えたら恥ずかしい。

でも想いは、ずっと大好きで溢れてる。

夏綺🌼・2024-12-01
未開封の想いの扉
素敵なタグお借りしました
オリオンの夜空の下で

                夜
                の
                静
              僕 寂
              の を
              恋 満
              心 た
              と す
               ` 月
              よ 光
              く は
              似
              て
              い
              る

灰宮 凪・2024-12-05
月のシロップ漬け
茶菓子は恋の甘味
創作
独り言
縦書き
未開封の想いの扉
仄明かりを抱きしめて
君はなんて思うかな
タグお借りしました。
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灰は藹々に戯れる

私たちの未来が待っていた向こう側
一人になってしまったから
扉を開けることも出来ないし
進むことも出来なくて
ずっとここで悔やんでいる

ほうき星・2024-12-02
未開封の想いの扉

言えないんじゃなくて

叶えられないこと知ってるから

諦めただけ、

期待して傷つきたくなかったから

紅 低浮上・2024-11-30
未開封の想いの扉
タグお借りしました
恋愛の難しさ
初恋の記憶
失恋
去年


開けてしまったら
奪い尽くす私が

あなたをもっと
困らせていた

せめてもの
あなたを愛していた
あのひとへの
罪滅ぼし

ほっぺ・2024-12-01
未開封の想いの扉
タグをお借りしました😊
迷宮

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