♕Ⓐⓜⓘ♕・2019-12-12
本の世界
辛い
現実世界が辛くなった時
ふと本の世界に入りたくなる。
昨日は夜の学校に冒険に行った
今日はどんな世界が待ってるかな
星が綺麗な夜
ハードカバーの小説を読みながら
無限に広がる空想の世界に
入って行く
時を忘れて
楽しいひとときを楽しむ
つかの間の休憩の時
ミ
文学少女は夢を魅る
その多くの白い紙の
星の数ほどの四角のなか
そこは文字で埋め尽くされていて色を持つ
文字と文字で意味を成す
生れた言葉達は育ち成長し
いつしか感情を燃やし
大きな波となりて走り出す
興奮の連続 壮絶な生と死
信じられないようなドラマが繰り広げられる!
それは紙のなか 本のなかのお話
しかしその世界は
言葉を著す者 読み手 双方を知る者
それぞれの人生を映し出し
表しているのかも知れない
生きることの意味を求め
人も文もが
悩み、苦しみ、葛藤し
笑い、愛を感じ、歓び、涙する
こんなドラマチックがあるものかと
思うかも知れない
でも
その書き手や読み手の人生も
わたしからすれば
なぜそんな映画のような
激しい人生が
そうそうあるものだろうかと
文の海原のドラマより
劇的な四角の多さに驚く毎日だ
『本当?、その景色。』
(本と、嘘の景色。)
解説;読書をし、本の世界へ旅立った主人公。
現実世界が曖昧になったり、
今までの世界の見え方が変わったりする。
さて、
この主人公は
『本当』に、
現実世界の主人公だろうか?
(本の中だけ、かも知れない。)
なんて、言葉遊びでした。
長期休みは心が暗くなる。
誰といても疎外感。心の寂しさが埋まらない。
幼なじみといても、高校の友達といてもしっくりこない。
どこかに逃げたいな。一人だけの世界に。
リアルでは逃げられないから、せめて本の世界にでも逃げようか。