#柔和な温度

飛ぶことを諦めたくなる程に嗤われたね

それでも私は再び空を飛び始めようか

嗤い声よりも遥か遠い方角に向かって

全部受け止めなくていいよ

全部受け入れなくていいわ

君は君の心に素直でいいの

既存の色には染まれないみたいなので

新しい色と仲良くなれることを願うの

摘まれた言葉は詰んじゃった

次こそは上手に紡げるように

また種まきから始めましょう

苦しくて零れる涙もあれば

嬉しくて流す涙もあるから

涙を否定しない僕でいてよ

心が黒に染まってしまっても

咲っていたい心があるのです

温かい春のような君に会いたくなった

冷たい冬のような私でも咲いたいから

否定の裏に肯定が隠れているなら

いつか表に出てきて欲しいんだよ

無理に上を向こうとしなくていい

無理に下を向こうとしなくていい

君が君のままでいられるならいい

自分を大きく見せるくらいなら

自分の心を大きくした方がいいね

空を見上げたら気休めでも

心だって上を向けるのかな

今日の君が涙で溺れかけたのなら

明日の君は笑顔で浮かれたいよな

「自信過剰」ってそんな言葉に

付き合わなくたっていいんだよ

君が時間をかけて自信を育てたことを

誰も知らなくても君が知っているからね

箱を抱えて何処へ向かうのだろうか

今は未定でもいつかは着地させてね

悲観ばかりじゃ苦しいから

ときには心を遊ばせてみようか