#色の変化

大切な人を

色の変化から

守るために

私は

魔女に

なったのだ。

それなのに

いつの間にか

私は…

色の変化こそ

ねるねるねるねの

ねるねるねるねたる

ゆえんなのだ。

バレンタインデーなどというのは


いずれ


空想でしか


ありえないのだ。


つまり


ねるねるねるねの


色の変化のほうが


まだ


現実的なのだ。

ねるねるねるねに

法的な強制力は

ない。

つまり

色の変化は

あなたの

判断なのだ。

君は、オーロラを見たいと言った。

でも君は、ねるねるねるねの色の変化には、見向きもしない。

オーロラを見に行かなくても、君が望むものは、そこにあったのだ。

練りたい奴には

勝手に練らせておけばいい。

彼らは

練ったという事実だけで

満足してしまう連中なのだ。

色の変化には

全く興味を示さないで。

私が練るのをやめても、色の変化が止まらない。

練り始めると今度は逆に、色が変わらない。

私は、色の変化を保証するなどとは、言ってない。

ねるねるねるねは…

色が変わったのではない。

あなたが、色を、変えたのだ。

私は、ネルネの魔女。

袋を開けた勇気ある貴方の、色の変化を見届けよう。

ねるねるねるねは、もはや、ただのお菓子ではなく、一種のテーマパークである。

あなたはそこで、〝練る〟という行為を通じて、色の変化を体験するのだ。

ネルネの状態が
非常に不安定なので
局地的な色の変化に
注意が必要なのだ。

その

色の変化に

ついて

ねるねる博士は

関与を

否定した。

あの魔女は

無言のまま

ニヤリと

笑った。

言語も法律も
まだ存在していなかった
太古の人間は
ねるねるねるねの
色の変化を見て
何を感じただろう。
言葉というものに
縛られて生活している
私たちには
想像することさえ
できないのだ。

昔住んでいたアパートは
その気になれば海まで歩いて行くことができた。
今は海は遠くなった。
皮肉なことに
人は手に入りにくいものほど欲しいのだ。
だから
練れるうちに練っておいたほうがいい。
色の変化を体験したいなら。