#言の葉クーデター

君と初めて会った日も
こんな薔薇色の月が
空に輝いていた

勇気を振り絞って口に出した言葉も

独り言、なんて誤魔化して亡くすの

犯した過ちも受けた傷口も

過去であっても亡くならない

その反対には亡くなる者も

ほら、また悲劇を産むのか

敵は他人 的は自分

一番怖いのは君の口

便利な反面傷つけ易い

責任を持たないとだめね

笑顔で許してあげたこと

大丈夫だよと嘘をついたこと

全部君にはバレてない

私がどれほど傷ついたかなんて

経験しないとわかんないよ

君を傷つける言葉なんて

この部屋に放ちたくないのに


妬みあった私たちは

どんな悲劇よりも滑稽ね

お前の"死ね"って言葉

冗談で済んで良かったね

悪いこと言っちゃいけないよ

言葉は言霊となって

君の命すら狙いに来るだろうから…

反逆の出どころは自分だという事を

忘れないでね。

顔と　顔を　合わせ　　　交わす　会話

その　温かみと　　生まれる　信頼
伝わる　感情と　　繋がり合う　親しみ

ときに　煩わしさを　感じても
やはり　大切にしたい　こころの支えに　気付く

しかし　　現代社会は
こころよりも　便利さの方を　選びがちになり
いつしか　人への配慮や　礼節に　欠けてゆく

言葉とは　　諸刃の剣

言葉は　　結び合わせることも　出来れば
反対に　　引き裂き　壊すことも　出来る

忘れたくない　　人から人への　こころのきずな

∕
∕
# 言の葉クーデター
∕
∕
使用・解釈自由

言葉に責任をもちましょうね

お馬鹿さんたち。

どれだけ刃先を丸くしたって

傷を作る事実は変わらないままだ

誰かはそれを一匹狼だと云った

誰かはそれを独り善がりだと嗤った

誰かはそれを可哀想だと泣いた

誰かはそれを可哀想だとわらった

誰かはそれを背負い込んで亡いた

366日目の言葉を持たぬラブレター