#うつし世

人間として愚かな部分のその余るほどの苛烈さ。

その町は住んでいる人たちと
ともに寿命を迎える朽ち果てる
そんなつまらない村だった

あの時言葉に詰まって言えなかった
伝えることはなかった話を思い返しては、
掃いて捨てたその感情をあなたは
何時になってしまっても撫でればいい

"いつか見た くらげの夢。


死にざまは童話の人魚だった


きっと海に還るんだよ私もお前も"

地獄で打ち上げろ、大輪の花火

人は合わせ鏡のよう

何か崩れる前の、人の心が軋む音

今、世間では本当の倫理が問われている。

永遠つづくことこそが幸福とか
一瞬だから幸福とか、べつに
どっちでもいいのかなと思う。

誰もが真っ直ぐには 生きられないんだよ

ウソは、人を傷付けやすいから
使いどころなんだって
あんたも知ってる筈

現代ではもう神みたいな意味わからんものを信じる人は減ったけど、悪魔なら居るのかもしれないよね

いま布団から世間をのぞいてこわいこわいしてる。

人はどのタイミングで過去を
精算するんだろうか。

誰かが与えた半端な優しさの残酷性