#作詞

辛いと感じたなら

他の誰がなにを言っても

それは辛いことなのよ

「私は一人じゃない」と強く思っているときほど
本当は一人なのかもしれないね

もしもあなたの彼女になれたなら
幸せとは何かを知りたい
今は世界がまるで違うけれど
それでも奇跡を信じたい

恋をすると全てが美しく見えた

だからあなたとならどんな暗闇でも

迷わずに駆け抜けて行けるよ

あなたに近付きたい
あなたの貼り付けた笑顔の
奥にあるものを知りたい

決して自分の音色を失わぬように
運命の旋律が重なる日を夢見て

今日も愛を奏で続けるよ､永遠に

この瞳が濡れていなくても 心は泣いているの

全てを溶かせるのは 世界であなたただ一人だけ

君に溢れる言葉が心の中で募っていく
「好きだよ､会いたいよ､
抱き締めたいよ､君だけが特別だよ」

いつでも行き場を失くしているこの想いは
涙となって今夜も深い心の海に
こぼれ落ち消えていく

私が誰かから必要とされたいのは 愛されたいのは
ただ孤独で寂しいからだけじゃなく

そのとき初めて私が憧れていた"光"になれるから

瞳を閉じると繰り返される
あなたの笑顔､声､あの瞬間
その一つ一つの全てが音符となり
記憶の中で鮮やかに踊る

心の楽譜をそっとなぞるように

おでかけハイヒール

少し背伸びした

7分前の待ち合わせ場所

君の温もりを待ってる

憂鬱に佇む草原
歌って、見届けて 夜が明けるまで


目に月捕え 羽ばたく足枷
カナリア諭す 孤独な摂理

君のほほ笑みと安寧守って
微風訪れ子犬が寝転ぶ
足跡代わりに薔薇を落とす


籠の中から飛び出た望み
追うも留まるも運命のまま

君との奇跡 強く抱きしめ
柔風の中で子犬も夢見る
面影を辿るのだ


君を想い歌えど開ざされた薔薇
寒月照る嘘の楽園
見放された花たちは悟った
愛の際を彷徨う心を置き去りに


春に溶けるまで
愛に満ちた世界 雪が閉ざす
その時が来ても
揺るぎない願い 抱いて進む


弓張月が浮かんだ君の眸
僕の日々を蝕む 時の蔭を払う


憂鬱に広がる草原
歌えど、忘れゆく 君も同じ


＊


君が忘れた歌 醒めぬ夢の庭
欠けた月の凍てつく視線
青い花の散り際を見つめて
愛に問うた 愚かな人の成れの果て


春に溶けるまで
愛に狂う世界 雪が隠す
時が来るならば
揺るぎない願い 抱いて進む


春に溶けるまで
愛に狂う世界 雪が染める
時は来たと知って
揺るぎない願い 抱き夜明けを待つ


❆

この感情に気付かせてくれたのはあなたなのに
あなたはいつも遠くへ離れて行ってしまうのね

あなたはいつも違う方を見ているのに
あなたはいつも私をこんなにも抱き締めて
少しも離さないの

月明かりが静かに暮らす
私の心の秘密の場所
あなたの笑顔が私を抱き締め
眠れぬ夜を彩っていく

この眠れない夜を乗り越えて
夢の中で逢えたならどんなに良いのだろう
あわよくば現実でも私に微笑みをくれないかな