はじめる

#僕のヒーロー

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全62作品・


君は僕のヒーローなんだ

秘密さん・2020-06-25
独り言
僕のヒーロー

傘を持っていない僕は、

ひとり雨に殴られている。


傘を持っている人達は、

惨めな僕を横目で流してる。


太陽は、どこに行ってしまったんだろう。

:.゚✾☂・゚・。花吐き。・゚・☂✾゚.:・2019-04-28
僕のヒーロー
もやもや
曇り空
くもり
助けて
独り言
晴れ
幸せ
いじめ
惨め
黒薔薇の無常

君は僕のヒーロー

辛い時1番に気付いてくれて慰めてくれて

なのに僕は君を助けれない

無力な僕をどうか許してください___

黒崎 百合・2020-03-11
百合
僕のヒーロー
ヒーロー
無力

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に62作品あります

アプリでもっとみる

ほころ

学生

無性

僕系/パーカーの/色白/スマホ

嫉妬とかないタイプかな

ほころ・2021-03-16
自己紹介
僕のヒーロー

《僕のヒーロー》



『さーちゃん、またね』

そう言って僕のヒーローは姿を消した__

『堂々として、前見て歩きな』

それが彼女の口癖だった。



__見てるか?夏希。
  お前に会って、お前と過ごして、
  僕は変われたんだ。
  感謝してるよ、ありがとう。



こんなこと言ったら、

あいつは照れたように笑うんだろうな。



『私がいなくても、さーちゃんなら大丈夫だよ』

お前が言った通りだったな。

僕さ、今の生活がめっちゃ楽しいよ。

前まで下向いてたのが嘘みたいだ。

あの時は、

いつ屋上から飛び降りようか…

なんてこと考えてたっけな。

今はそんなこと全然考えてねぇよ、安心してな。




でも、心に穴が開いたように

僕の心が埋まることは

これから先、絶対ないだろう。



だって僕は、夏希のことが…


なんて、今更だな。




僕も、もうすぐ行くから、


待ってろよ。




今度こそ、想いを伝えるから__

ジェシ 辞めます、バイバイ!・2020-03-01
小説
書いてみた
下手
ごめん
感想待ってます
僕のヒーロー

《僕のヒーロー》⑦

時間は止まらない__。

なら、僕はどうしたら正解なんだろうか__。 


僕は泣いた。

もう、これ以上は涙が出ないんじゃないかと思うぐらい、

ずっと泣いた。


それほどまでに、

夏希は

僕の中で

大きな存在になっていたんだ。


僕は、

沢山の人に励まされた。

そして、

気付いた。


僕はこのままじゃ駄目だ__

夏希の分まで生きなくちゃ__


それから僕は、

人が変わったかのように、

明るくなった。

ハキハキ話すようになった。

下を向かなくなった。


誰かに言われた。

❲夏希ちゃんを見てるようだわ❳


良かった。

僕は弱いところを見せるのを辞めた。

だって、

夏希もそうだったから。



すると自然に

僕の周りに

人が集まった。

夏希がいなくなった穴を

埋めるように…



でも、

僕の心はひとりぼっち。

夏希がいなくなった、

あの日から、

僕はひとりぼっちなんだ__

ジェシ 辞めます、バイバイ!・2020-03-05
僕のヒーロー
小説
言葉の力
続き

《僕のヒーロー》⑥

どうして僕はいつも

大切なものばかり失うんだ__。



夏希からの手紙には、

最後に何回も書いて、

何回も消された一文があった。


『もっと生きていたかった』


僕はやっと気付いた。

自分の愚かさに。


僕は自分しか見えてなかったんだ。

他のものなんて見ようとしなかったんだ。


夏希は強くなんてない。

弱さを隠すために、

強い自分を演じていたんだ。


僕が夏希より弱かったから__

僕がもっと強かったら__


夏希は、

最後まで僕に弱いところを見せなかった。


僕は夏希にどれだけ負担をかけていただろうか__


そんな思いばかりが浮かんでは、

消えていった…



それから僕は、

ずっと泣いていた。



時間は止まってはくれない。


僕の体も、


病魔に蝕まれていく。



それは、

誰にも止められないんだ__

ジェシ 辞めます、バイバイ!・2020-03-04
僕のヒーロー
小説
続き
言葉の力

君が笑ってるだけで
周りが明るくなる。



君は
笑顔のスーパーマンだ!

翼翔・2021-05-03
好きな人
笑顔の魔法
僕のヒーロー

『雪が溶けたら何になるかな』

「水」とも「春」とも

言わない君は、「泥」と答える

そんな寂しい人だけど


『雨上がりの後は何が出るかな』

「虹」とも「お日様」とも

言わない君は、

「また次の雨」と答える

そんな切ない人だけど


『今日の次は何があるかな』

「暗日」とも「朝」とも

言わない君は、

「僕がいるよ」と答えた

そんな優しい人だった

柊望・2021-12-26
僕のヒーロー
好きな人
ポエム
クリスマスはきっと

《僕のヒーロー》③

僕たちは忘れていたんだ。

時間には限りがあって、

それが普通の人より短いことを__



それは、

夏希と5回目の外出をした次の日に


突然起こった__



僕はすぐに分かった。


夏希はもう長くない。



それから、

夏希は個室に移された。


僕は毎日会いに行った。


夏希は辛そうな素振りなんてしなかった。

いつも笑顔で僕を迎え入れてくれた。



泣いていたのはいつも、

僕の方で__。


僕が表情を崩す度に

夏希は言った。



『前見て、笑って?』



それは、

とても馴染み深い言葉だった。



二人で外出して遊んでいるとき、

僕はすぐ下を向く。

自信がなかった。



その度に夏希は言ってくれた。


『堂々として前見て歩きな』



僕は、

強い夏希が憧れだった。






夏希が強いなんて、


僕の勝手な思い込みだったんだ。



気付けなくてごめん、夏希__。

ジェシ 辞めます、バイバイ!・2020-03-04
僕のヒーロー
小説
言葉の力

《僕のヒーロー》④

君の強さに憧れて、

君の弱さに気づけなかった__。


夏希が個室に移されてから

10日がたった頃、

僕はいつもどうり、

夏希に会いに行った。



でも、

部屋の前にかけられた

【面会謝絶】

という1枚のプレートに阻まれ、



僕と夏希の時間が止まった__



その後、

僕は病状が悪化し、

検査や治療で個室に移された。

検査薬や抗がん剤の影響により

僕は意識を手放した。



僕が起きたのは3日後__。


僕は自分のことより

夏希の方が心配だった。


車椅子を押して

夏希がいた個室を訪ねた。


そこには、

夏希が使っていたベッド、

夏希が好きなCDたち、

夏希が好きなモデルのポスター、

夏希が好きなものが沢山置いてあった。


でも、

どこを探しても、

夏希は居なかった__。





ああ、人生とは、

   神様とは、

   運命とは、




なぜ、こんなにも残酷なのだろうか__。

ジェシ 辞めます、バイバイ!・2020-03-04
僕のヒーロー
言葉
言葉の力
小説

《僕のヒーロー》②

僕は今年、死ぬ。

それは絶対変わらない。

なんで、僕なんだ__


『ねぇ、君、名前何て言うの?』

そんな暗い空気を追い払う勢いで

その女はやって来た。


この病室に来たってことは、

この子も長くないのか…

なんてことを考えながら、

僕はその女と親しくなった。


今更、人と馴れ合っても、

辛くなるだけなのに…



その女は、

僕が作った壁を軽々と越えてきた。


『私は、夏希っていうの!』

『華のJKよw』


なんでこいつはこんなに明るいんだ__


僕は、なんだかんだ言って、

年の近い夏希と仲良くなった。



夏希に、外出日を合わせろと脅され、

一緒に出掛けたりもした。


外出なんて、

いつぶりだっただろうか。


二人でギリギリの時間まで遊んでいた。


この先も、

この日常が続くのだと思っていた。



僕は忘れていたんだ。


僕たちの時間には


限りがあることを____

ジェシ 辞めます、バイバイ!・2020-03-03
僕のヒーロー
小説
下手
続き
感想くれると嬉しいです

《僕のヒーロー》⑤

なんて残酷な世界なのだろうか__。

いったい、

僕たちが何をしたというのだろう__。




夏希が居ない病室には

まだ、

夏希の面影があった。


その日、

僕は看護師さんから手紙を渡された。



差出人なんて

書かれてなかった。


でも、

すぐに分かった。


だってさ、

文のはじめが、

あいつの口癖だったから__。




『堂々として、前見て歩きな』

『さーちゃんなら、もう大丈夫だよ』

『なんてったって、私が認めた人だもの』

『さーちゃんと過ごした時間は忘れない』

『めちゃんこ楽しかった!』

『欲を言えば、もっと一緒に居たかった』

『私の分まで生きて、さーちゃん』



僕は堪えきれなかった。

そこには、

震えて、

弱々しい文字が…


嘘だ…

だって、

あんなに笑ってたじゃないか。

話してたじゃないか。

強かったじゃないか__




なんで僕は、

いつも大事なときに__。


ごめん、

ごめんな、夏希…

ジェシ 辞めます、バイバイ!・2020-03-04
僕のヒーロー
小説
続き
言葉の力

《僕のヒーロー》⑧

夏希なしで

僕の心が埋まるはずがない__


それから僕は、

病状が安定して、

大部屋に移された。


そこでも、

夏希が僕にしてくれたように、

みんなに明るく接した。

僕の周りは

笑顔で溢れた。

ちょっと前までは、

あんなに暗い空気に囲まれていたのに…

やっぱり、

僕を変えてくれたのは、

僕を救ってくれたのは、

夏希なんだよ__。


それから僕は、

夏希の好きなものを集めたり、

夏希の好きなことを、

【一人で】した。


最初はとても孤独だった。

でも、

次第に、

夏希がいるように感じて、

止められなかった。


僕は

いろいろなところで

夏希の面影を探すようになった。


いないと分かっているのに__

ジェシ 辞めます、バイバイ!・2020-03-06
僕のヒーロー
小説
言葉の力
続き

《僕のヒーロー》⑪完

やっと、

夏希に会える__


目が覚めると、

僕は花畑にいた。


嗚呼、

僕は本当に死んだんだな__。


【夏希は?】


僕は夏希を探した。

 
そこはとても広く、

探すのに手間取った。  



その間に、

何人かのひとに会った。

その人たちが

❲ここに来た人たちは、記憶を無くすんだ…❳

❲次に生まれる準備のためよ❳





僕はやっと夏希を見つけた。

【夏希!やっと会えた…】 

僕は自然と涙が出た。


それなのに、

『あなた、だーれ?』

無邪気な、

懐かしい夏希の声が、

信じられない言葉を発した。


嗚呼、

あの人たちの言ったことは、

本当だったのか__。


僕は信じられなかった。

心をえぐられるようだった。


だけど、

これだけは伝えなくちゃ…  




【夏希、好きだよ】 




夏希が目を見開き、

その目から、

大粒の涙が流れてきた。




『さーちゃん…』



【夏希、僕が分かるの?】



『うん…』 

『探してくれて、ありがとう』

『忘れないでくれて、ありがとう』




【僕の方こそ、忘れないでくれて、ありがとう】



僕は泣いていた。

強くなるって決めたのに__。



『さーちゃん、変わってないね』

『でも、そんなさーちゃんが大好き…』


僕は驚いて夏希を見た。


そこには、

恥ずかしそうに微笑む彼女がいた。



【もう、離れたりしないから__】

ジェシ 辞めます、バイバイ!・2020-03-07
僕のヒーロー
小説
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最終回
言葉の力

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