春くん・2025-02-11
大切な人へ
チョコの渡し方
ポエム
渡すと喋れないから
心の中で話せるように
悠 海 ( ゆ あ )
17歳。
日本一のシンガーソングライターになって、
誰かの笑顔の理由になる。
たとえ小さな雫でも
いつしか大河にかわる
私のなかの小さな雫
あなたを想う心
絶えまなく零れて
静かな河が流れてる
❤
生まれた時から
初めて好きになった人が居る
それが君なんだ
泥水を啜ってでも
生きていく
君がいたから
誓えたんだ
❤
今年もたくさんの紅い実がなったよ
あなたの好きだった果実
色づいているのに
酸っぱくて 渋くて
甘いのなんてなかなかなくて
当たり外れが激しい 可愛い見た目の実
今年は僕がたくさん食べてあげる
あまりの酸っぱさに歪む僕の顔
見ててよ そして笑ってて
“馬鹿だな” ってさ
私なんかより何倍も頑張って
何十倍も環境に苦しんで
何千倍も辛い時期の長いあなたが
せめて、人生に納得して
最期を迎えますように
そのために自分の人生を使う覚悟なら
とっくの前にできてる
あなたにこれ以上負担をかけないために
生きててよかったなって思ってもらえるように
私、もっと頑張るから
見ててよね
私が必要ないなら
もう忘れていいよ
あなたがいることで/Uru
もしも明日世界が終わっても
会えない日々が続いたとしても
僕はずっとあなたを想うよ
あの日僕にくれたあなたの笑顔が
生きる力と勇気をくれたんだ
星が見えない 孤独な夜でも
あなたがいる ただそれだけで
強くなれる
貴方は今どんな気持ちで時を刻んでいる?
貴方の事だから周りに心配させまいと
きっと気丈に振舞っているのでしょう
だけど分かるの
打ち上げられた美しい花火すら
悪魔の雄叫びに感じ
貴方は耳を塞ぎ震えている事を…
でも大丈夫
湿っぽく息苦しい夏の夜
例え悪夢にうなされても
貴方が安心して眠れるように
私がいつでも抱き締めるから
私はずっとそばにいるから
私の知っているあなたは
明るくて、いつも調子が良くて
変態ちっくな顔文字を使っては
笑わせてくる人
そんなあなたが一度だけ
一人で思い詰めていた
それは大切な人を
自分を犠牲にしてでも
守ろうとしていた時だった
一途なんだよね
それでいて、すごく頑固
そして、本当はすごく優しい
あなたの言葉に
あなたの明るさに
私も何度も救われたことを
この先も忘れないよ
私の親友を
これからもよろしくね
ねぇ、覚えていてね
あなたが犠牲になってしまえば
彼女が悲しむということを
彼女にとって
あなたはなくてはならない存在なんだよ
どうか、笑っていてね
彼女と一緒に
幸せな日々の中で
笑っていてね
初めて言葉を交わした日から
貴女とはずっと昔から一緒にいたような
感覚があった
不思議な程
意気投合して
毎日何時間も話をして
たくさんのことを語り合って
いつの間にか
なくてはならない存在になっていた
両手に抱えきれない程の
悲しみを抱いて
立っていられない程の
傷みを背負って
それでも
前を向き、貴女はいつも
笑っていた
そんな貴女に
私はいつも支えられていたんだ
たとえ、会えなくとも
たとえ、言葉を交わせなくとも
貴女の幸せを願っているよ
「私たち、前世で双子だったりして」
そう言って笑う貴女との
穏やかな時間は
私の宝物だから
出逢ってくれてありがとう
大切に想ってくれて
ありがとう
いつかまた
なんの憂いもない空の下で
一緒に笑い合う日を願って
ここに手紙を残すよ
5年後 10年後
大切な人が 隣にいるとは限らない
だから今想ってることを言葉にして伝えたい
この世界にはどれ程の悲しみが
渦巻いているのだろう
挑んでも 守っても 何も変わらない虚しさが
つむじ風となり病葉を舞い上げる
けれど気付いて
この世界には祈りの数だけ希望が
願いの数だけ愛が溢れている事を
未来へ繋がった貴方の生命は
神様が与えた聖なる灯火
たとえいつかこの世界が
海に沈んだレムリアのように
地図から消えてしまったとしても
その灯火を目印に
きっと必ずまた巡り逢える
2人の祈りは希望の輪廻
2人の願いは愛の転生
未来永劫廻り続ける奇跡の輪…
時々、あなたのことを思い出します
仲間や後輩たちのことを
よく見ていたあなた
誰かがつらい状況にあると分かれば
「連絡してやってくれないか」と
心を配り
誰かの身体が不調であれば
「病院に送っていこう、心配するな」と
安心させてくれた
「待つ者も辛いだろう、感謝する」と
すべてに感謝出来る心の強い人
そんなあなたは
私にとって、父のような兄のような
心強い存在でした
あなたの不器用な優しさは
いつだって私の心を
落ち着かせてくれました
一人で待つ私を
一人じゃないと思わせてくれたこと
あの日々は
生涯、忘れません
あなたがそこに
居てくれるだけで安心出来たのです
「大丈夫だ、安心しろ」
その言葉だけで、救われたのです
あなたが遺した言葉を読み返せば
まるであなたがそこに居るようで
今も力を貰うのです
今も、昔も
陰ながら見守ってくれたあなたへ
心から、感謝を