書くとココロが軽くなる
叶わなくたって
わたしを見てくれなくたって
それでよかったよ
ただむかしもいまもこれからも
きみの記憶の中でわたしが
変わらず生きてくれているのなら
例えば大学にいるとき
例えば昔から仲良い友達と遊ぶとき
たまにどうしてきみは
ここにいないんだろうって
ふと悲しくなる瞬間がある
恋みくじに頼ったって
現実は変わらないのに
“この恋は君には届かないから
君と似合わないから諦めたんだ”
そんな恋ばっかり続けていて
私自身は辛くないの？
会うのこれで最後になるのも
いやだけど
きっとこれからも定期的に
きみと会い続けたとしても
うまくいかないこともわかってる
今となっては恥ずかしいことだけど
きみとならなんでもできる気がしてた
結婚だってできると思ってたよ
だからきみとのツーショは
大切に保存して
結婚式のムービーとか
思い出の写真コーナーとかに
載せたいって本気で考えてたの
きみに会いたいというよりは
きみとの想い出に触れていたいの
こんなにもきみのことを考えてしまうのは
きっときみの夢を見たせい
言葉にすると
“所詮いつか切れる曖昧な関係”
だけど
わたしにとっても
きっと君にとっても
年に数回会う時だけは
大切な時間で関係だと思うの
ねえそうでしょう？
きみの前では強がりなわたしだから
涙なんて見せたこと無かったけど
きみの前で涙を流していたら
なにか結果は変わっていましたか。
それとも離れたくなかったと
そう叫ばないとわたしの気持ちは
伝わらなかったですか。
好きをひとりに決められなくてごめんね
はやくこの人が私の好きな人だって
みんなに言えるようになりたいのに
きみがいなくても
生きてはいけそうだけど
きみがいないと
心のどこかて寂しさを感じてしまうみたい
笑ってしまうほど
わたしはきみを忘れられない
君に会えない日は
大抵一度はきみのことを
考えてしまう
名前を呼んでしまう
きみに会ってよかった
ほんとに後悔ない時間だった
約10年間、
幸せな時間を
楽しい日々をくれて
ありがとう
恋人らしいことをしたいと思える
わたしだったら
今日見た夢みたいな
みんながしたがることを
わたしはできていたのかな
もっと上手く生きられたのかな
きみに好きだと伝えられていたのかな
ああきみはきっとこんな気持ちだったの
だからあの頃
わたしと付き合わなかったんだよね
︎︎
私たちは、一人ひとりの持つ
言葉の力を信じています。
