#沼

枯れた花に水をやる君が

狂おしいほど憎たらしい。

春を待つことしか知らない私に

水を与えてくれた君が

とても眩しくて。

君の中途半端な優しさが

心を掴んで離してくれない。

だーかーらー
思わせぶりは禁止やって！！
沼から抜け出せないじゃん
放課後2人だけの教室で話してその後図書室で一緒に勉強とか惚れるに決まってんじゃん

LINEそっけないのに学校では優しくて
インスタで数学わからないって言っていたらどこがわからない？って来て
でも、高校では恋する気ないって言ってる貴方にこんなに振り回されてるのにどんどん惹かれていく

私以外見えなくなればいいのに。

知らなかった感情に

名前をくれたのは貴方だった。

運命の人は

誰にも話したくないような

そんな人のことを言うのかも。

貴女と別れた時に比べれば
僕変わったと思うんだ

今なら君に寄り添える気がするんだ
何てもう遅いのだけど

LINEの主任に沼ってる

めっちゃ可愛い

︎︎

















底が見えない沼を見つけた。



あの日のことを思い出して私は足が竦む。



片足が嵌る。



もう落ちないと決めていたのに。



落ちたらどうなるか私は知っているから。




なのにどうして？



いつの間にか私の周りは暗闇になっていた。



落ちたんだ。





この二度と出ることの出来ない沼に。

望んでもいない方向に

足が向いて

気付けば 深い沼に足をすくわれ

そこは見てきた闇よりも暗く

また 孤独よりも寂しく息苦しい

このままだとハマってく…
『沼』だ

この感覚になるのは久しぶりで
沼る前に距離をおいて引き返そうか
以前の痛みを思い出すと…迷う
わかっているのに
心と身体がいう事をきかなくなってきてる
求めてしまう自分がいる


どれだけ今が近くても
あと数年 早ければ来年
必ず物理的距離は遠くなる事も
わかっているのに…

だったらいっそ 今 近くにいる間だけ
『期間限定』みたいに割り切って
その間だけ とことん沼ろうか…

私を沼らせようとしているの？



あなたは知らないのね。














私はあなたにもう十分沼ってるのよ。

モヤモヤの原因を探ろうと内省すれば
そこに横たわる大きな問題に気づく

それ故に
孤独になると認識して
またもや
モヤモヤとしてしまう

尽きることがない
モヤモヤ感は深い霧に似て
晴れることがない