私は昔から
間違え続けた人生だった
テストは毎回100点じゃなきゃだめ
受験は必ず受からなないとだめだったから
小学校1年生の頃から寝ない日がほぼ毎日だった
学校、塾、課題、予習
寝る暇も、休憩する暇も
勿論遊ぶ時間なんてなかった
そのせいで友達もいなかったし
遊んでるみんなも羨ましかった
私もあの中に入って遊びたかった
そんな中私はがんばった
がんばってがんばったけど
テストの点は下がっていく
私は受験も受からなかった
受かった兄は親からチヤホヤされてた
プレゼントもたくさん買ってもらってて
美味しそうなご飯もたくさん食べさせられてた
何ももらえない私とは違って、幸せそうだった
今まで親の顔のためにがんばってきたもんね
そんなやつが受からなかったら
どうでもいいとおもうのも当たり前だよね
でも私は親から見放され、友達もいなくて
誰にも頼れなくて
じぶんだけで抱え込むしかできなかった
中学に入ってから美容に気遣うようになった
おじいちゃんやおばあちゃんからもらう
お年玉やお盆玉を必死にためて
頑張って買った道具で
可愛くなるためがんばった
そしたら告白された
でもその人は
中学生なのにお酒やタバコを吸っているような人だった
私に選ぶ権利なんてなかったけど
どうしても受け入れられなくて
振った
そしたらその人とその人の友達からの
いじめが始まった
中学に入ったら何か変わると思ってた
けど何も変わることはなかった
私はどうすればよかった?
親の言うことなんて聞かなければ
友達はいたし
たくさんあそんで
たのしい思いもできたよね
嫌いな人と付き合っていれば
いじめられることはなかったよね
本当の選択ってなんなんだろう
私が正しいと思った
選択は、人は、道は、
全部間違っていたね
もう私の心はもたない
無理かも