#生き地獄

人生なんて
少しも好きではないのに
勝手に続いてしまう日々は地獄｡



どうしても貴女を
自分自身のことなんかよりも
はるかに強く愛してしまっていて
なのに生涯続くかもしれない離別は地獄｡



どう転んでも地獄でしかないこの世界､
一歩一歩踏みしめて歩く地獄の風景｡



貴女との永遠が無いのなら
この世との離別だけが望み

手に入れると
しあわせになれるものなんて
この世にはひとつもない｡




いまこの瞬間､
貴女と暮らしていたら
しあわせか？？




今いる場所からはそう思える｡




でもさ､
いっしょにいたって
ケンカが絶えない
関係というのは
あるし､
そうならないという
保証はない｡




わたしの場合は
貴女に殉じて 死˙ね˙れ ば
しあわせだと
本気で思っているから｡
貴女がほんとうはどんな人なのかは､
あまり問題にはならないけど｡




とはいえ､
物理的に同じ空間にいる状態を
確保できればしあわせになれる
という考えには
かなり無謀な欠陥があって｡
いっしょにいるのに
しあわせを感じられなかったら｡
地獄しかそこには無かったら｡
後はもう､
離れるしか
選択肢は
無くなってしまうよね｡




現実世界での関係を
『一歩前に進められれば』
しあわせになれる､
という考えは
大きな欺瞞であり
ひどい詐欺｡




人間関係に関するテーマでなくても
いまの状態を
『一歩前に進められれば』
しあわせになれる､
という考え方は
すべて誤りだ｡



この世に存在しているもので
しあわせを約束してくれるものなんて
ほんとうは､ひとつもない｡



ありもしないものが
あるにちがいないと
思い込んでいるから
みんな罠に落ちる｡
みんな生き地獄に堕ちる｡

わたしはいま､ひどい混乱状態だけれど､
長い目で見たら､
これだって､きっと､よいことなんだ｡
























子どもの頃から
両親と縁を切りたいと
望んでいて､
でもそんな邪悪なことを
望んでいる自分がイヤだった｡
こんなのが『夢』でいいのかって悩んで､
だから誰にも言えなかったよ｡




























でも､去年の夏ついに夢が叶って｡
実家とも両親とも宗教団体とも､
まったく関係のない暮らしを手に入れて｡
































あれから１年経ったけど､
ほんとうに､やってよかったと思う｡
実家にいた頃より､
いまのほうが､
明らかにしあわせだもん｡
安全で安心できる環境｡
生まれて初めて､
仕事終わりに
家に帰れるのが嬉しくなった｡



























『邪悪な願い』なんかじゃないよ｡
異常な両親､異様な教団と縁を切れたからこそ､
わたしはわたしになれたんだ｡







































あのときだって､
自分がしていることに
どれだけ価値があるのかなんて､
まったく理解していなかった｡


今回だって､きっとそう｡

いつもいつ死のうか考えていて
いつも自暴自棄だったあたしが

いまとつぜん前向きになろうとしても
まず生き地獄を味わされることは
避けられない｡


しあわせだって一種の習慣性なんだよ｡
厭世観も自殺願望も習慣性｡

急に前向きに生きると決めたことで､
なにが起こるかといえば､
麻酔が切れて痛みが始まる､ということだ｡
想像を絶する痛みがわたしを待っている｡
なぜって､
自殺願望と厭世観を
一種の麻酔のように使っていたのだからね｡
































あぁ！

だからあたしにこう言ってほしい｡

『生きてさえいてくれれば何もいらない』

って､､

健康診断は完全に無意味｡
わたしの死因は自˙殺˙以外ないから｡

国民年金は死ぬほど腹立だしい｡
支払ったお金は即座に老人にバラ撒かれ､
かわりに数十年後に若い世代からカネを巻きあげる権利を得られる､というゴミシステム｡

ほらほら､
この世はカネでできてるんだよ｡
カネを稼ぐのが大好きなヤツは､
勝手に一生頑張ってくれればいいが､
カネで飼われる生命なんざ胸糞悪い｡
早く去ろうぜ｡こんな生き地獄！！

生きててなんになる？

仕事はあるし
寝る場所もあるし
生活に困っているわけでもない｡


有資格者だし
貯金もあるし
会社を移ることだって自由にできる｡


何も困ってはいない｡
生きていくのに
不自由があるわけではないんだ｡


♡♡



そうじゃなくて｡
ふとした瞬間､
この世そのものが
気持ち悪くて耐えられない｡



ふつうに生きているふつうの人が
ゾンビとかガイコツに見える



ごくふつうの街並みが
地獄の底の風景として見える



なんでわたしは
こんな世界にいるのか｡



こう見えて
わたしはわたしの身体を
そうとう丹念に育ててきたから
自分の身体が気持ち悪いということはない｡



だから､
ひとりきりで部屋に閉じこもっていれば
とりあえず嫌悪感が襲ってくることもない｡



でも､
ひとたび外に出れば｡
この世は地獄の底で､
そこにいるのは彷徨う亡者たち｡



なんでみんなこんな生き方できるの？
怖いよ｡気持ち悪い｡
この世に正気はないのか？？

｢助けて｣

僕等のSOSは誰にも届かなくて

｢さようなら｣

やっと解放されるはずだったのに

｢考え直そう｣

こんな時だけ偽善者は止める

｢頑張れよ｣

タスケた後はまた生き地獄


"救助"なんて肩書きで名誉保護

偽善のせいでまた誰かの心は鎖された

"誰かに必要とされたい"






そう言って、僕はこの世界で
ちゃんと笑えているだろうか＿

死にたかったわけじゃない
ただこの生き地獄から
逃げたかったんだ

HSPも鬱病も
性同一性障害も
どんな病気でも障害でも

普通だね。
君の個性だね。

病気を背負わなきゃ
分からない痛みがあったんだと思うよ。
だから
今は前を向いて
苦しくなったらここにおいで。
沢山褒めてあげる。

生き地獄、
いつか報われるよ。

あと一歩で死ねます
引き返すこともできます
あなたなら、どうしますか?

俺はきっと死ぬ勇気がないから引き返すだろう

"死ねない"
"死にたい"

それでも生きないといけない。

自分だけ

生き地獄から逃げちゃいけない。

どんな理由であれ

枯れた人生は

暖かさで咲くわけなかった。

生きてるから

こんな思いをするんでしょ？

もう終わりにしよう。

こんな 生き地獄 を。

「あんたって生き地獄だねw」
母が私にそう言った。
母親が、子供に。