#確信犯

夏の薔薇だ。

綺麗な真っ白な色で、
その茨で僕の心臓を潰すんだ。

官能的すぎるその芳香に、僕は負けた。


夏の鬼灯だ。

醜い真っ青な光で、
その瞳で僕の心を盗むんだ。

背徳的すぎるその廻りは、僕を犯した。

【晴人さんの様子がおかしい】




今日より多忙な事も


早々ないっていうのに



意味もなく


俺のデスク周りをうろうろ。



向かいの席の子が


外出しているのをいいことに


その席陣取って


俺の顔をしげしげ見ながら


にこにこ。



…やりずらい


やりずらいっすよ晴人さん。



｢なんなんすか｣


｢え？｣


｢何をしたいんすか｣


｢幸介を見ていたいだけだよ｣






もう。


なんなんすか。



ドキドキもニヤニヤも


とまらなくなっちゃった。



｢…仕事、手伝って下さい｣


｢大変かい？｣


｢晴人さんのせいです｣


｢それは光栄だね、手伝うよ｣



彼には全部、ばればれ。



ど天然に見えて


実は策士。


実は確信犯、かもしれない。




晴人さんは俺のこと


ドキドキさせる天才です。

ヤバい！色々嬉しい！！
あいつと話せた！友達と話しとってあいつの席がめっちゃ明るくて｢席、明るくない？｣って言ったら｢明るいけど…あれで閉めれん｣って言われたけどあれがわからんくて…結局他の友達やった。多分だけどその人は暖かいのが好きだから日光を浴びたかったのかな？でも、その話をしたあとその人がカーテン閉めててww
2人で爆笑してたwww
話したあとなんかあいつの目が赤くて｢なんか目赤くない？｣と言ったら｢え、そうなん？｣と言ってタブレットを見とったけどやっぱり赤かったから｢ねぇ、こっち見て。｣って言って目を見たけどやっぱり赤かった…
今思ったんやけど、結構やばいよね！？だって｢こっち見て｣とか！！本当にヤバい！だってめっちゃ近くで目が合うし(当たり前w)、かっこいいし…あーーーー！今更ながら恥ずいことをしたわ！でも、たまにはこんなことも良いよね。
幸せやったわ！！
放課後、あいつや他の友達(男子)にギターを教えてもらったけど(あいつは途中で帰ったけど…)、ギターを弾いてるあいつはめっちゃかっこいいし、凄かった！憧れやわー！あいつにギターを教えてもらう約束してたから途中まで教えてもらったけど本当に照れることばかりで！！
まず、ギターを持つ時に肩にかけないといけないんやけど、かけかたを見て｢よし、やってみよう！｣となって私も肩にかけてみたんやけど…1回目は色々と引っかかって…｢大丈夫か？｣って言われたほど…2回目は無事に出来たけど、髪の毛が引っかかってたみたいで…そしたら、あいつが私の髪の毛を触って出してくれたんやけど、本当に緊張して、めっちゃ照れた！何とかバレんかったけど…不意打ちは本当にダメだよ！照れるから！！マジで！
次に、いよいよギターを教えてもらうときに弦の持つところを教えてもらったから｢やってみよう！｣と思ってやったらよく分からんくて…そしたらあいつが私の指を掴んで｢違う、この指はこうで…｣と指を掴んで正確な場所に移しながら耳元で囁いて説明してたから、集中出来んかったんやけど！！しかも、私が上手く弦を押さえられんかったらあいつが指を上から押さえて｢ほら、上手く押さえられてないから変な音が出るんだよ。もう1回やってみて。｣また耳元で囁かれながらそう言われたから、もう1回やってみたら上手くいって｢良かったな。この調子でいこうぜ。｣と褒めてくれたからめっちゃ嬉しかった！！ なんかドsというか多分わかってやってるよね？確信犯め！
今日は最高の日やった！！心臓爆発するわ！
明日もギター教えてもらうとか本当に嬉しくてヤバい！楽しみ〜！

スマホを見てたら

隣に座っていた君が

いきなり唇重ねてきた


唖然と君を見つめると

｢ボーッとしてんのが悪いんだよ｣

君は笑った



しばらく経ってまた君が

僕に唇重ねた


｢わざとやってんの？｣

君は僕に聞いた

僕は何も答えなかった


でも、確信犯

わざとだよ

君のキスが好きだから

私よりずっと高い身長
見上げて話す私に
目を合わせてくれないあなた

上目遣いしないでよって
言われて
え、なんでですか？って
言う私は確信犯

「大嫌い」は、
本気で言ってないの。
「大好き」を隠してるんだよ。

絶対そうじゃん。

優しい君が

他の子に微笑む度に

苦しく締め付けられる心

真っ暗な醜い感情を

信じたくなくて

知られたくなくて

張り付けた笑顔の仮面

そんなの知らない君は

やっぱり無邪気に笑うから

ガタガタに砕けて

朽ち果てる仮面

泣き続ける僕の素顔




その笑顔を

本当は見てるのも辛くて

優しい声を

届く耳を塞いでしまいたい

こんな独りよがりの

馬鹿げた嫉妬



泣き顔の僕を見て

嬉しそうに

はにかむ君

優しく抱き締めて

嬉しい、なんて

確信犯な君を

嫌いになれない僕

寝落ち電話とか急展開すぎて

頭がついていきません

もはや確信犯でしょ

【近況報告書】




ずっと、気ままな猫の様に
君を惑わしていたい




この背景めっちゃ綺麗…儚いなぁ(唐突)



名前の後に何かをつけるという流行りに乗ってみた猫城です。

4月の入ったのと(建前)動画見たらこの背景当たったので(本音)、適当に近況報告書を提出致します。

タグと本文の両方を読みながら進めると面白いかもしれません。



最近家の近くの桜が咲きました。

種類はわからないのですが、かなり綺麗な桃紫で、一般的な薄桃色の桜とは一味違い、儚さよりも力強さを感じます。

猫城さんの住んでいる場所は、都会の中の田舎の様な場所なので、畑や木々の緑が多いです。

なので尚更そんな桃色が目立ちます。

世間がコロナで騒いでいる時に、花は一時の安らぎを与えてくれます。

背景の桜は、少し葉が生えていますよね。

僕はこの状態が一番好きです。

元々緑と桃色の相性はよく、可愛らしさを演出しますが、僕の場合は桜餅が好きなので、その色合いが好きってだけなんですよね。

桜餅おいひい。

この桜の葉の塩気と、中の餡の甘さのバランスが保たれていて、葉の独特な香りも、餡が柔らかくしてくれるので、相性抜群です。

そしてもちもちとした桃色の餅米が、葉を「プチッ」っと噛んだ後に来るので、食感も楽しむことができます。

最of the 高とはこれの事。

もちろんチョコミントアイスも好きですよ。(知ってる人ならわかる)

チョコミントアイスを侮辱する奴は葵ちゃんに宣戦布告を受けるので気をつけてくださいね。(上かっこに同じ)

宣戦布告、というと「よろしい、ならば戦争だ」と言うどこぞの総統の声が聞こえてくる気がします。

くっ、推しが頭をちらつく……！



まぁ話が二転三転したところで、ゲームの話でもしましょうかね。

と、言いたいところですがシェフィの好感度をひたすら上げているだけなので、最近鬼リピしているボカロ曲について語りたいと思います。


最近聴いているのは、なきゃむりゃ様の「畿望の月」と言う曲でございます。

一言言ってノリづらいが、掴めばノれる曲ですね。

なきゃむりゃ様が、「クソ変拍子の曲を作りたかった(適当)」と言っていますので、クソ変拍子と言う言葉を使ったほうが適切かもしれません。

この近況報告書はこの話題で終わろうと思いますので、歌詞も1番最後に載せたいと思います。

ボーカロイドは結月ゆかりで、様々な月によって満月手前までの時の流れを表している曲です。

曲の中で出てくる月↓

「朔(読み方：ついたち)」(1日頃)
『新月とも言う』

「繊月」(２日頃)
『２日月とも言い、繊維の様に細い月のこと』

「三日月」(３日頃)
『朏、初月、若月、眉月、(他多数)とも言う』

「上弦の月」(7日頃)

「遠かの月(とおかのつき)」(１０日頃)

「畿望の月(きぼうのつき)」(１４日頃)
(望月前夜の月。幾の字には近い、ほとんど、と言う意味がある)

「月明かりを切り取る」だとか、「揺蕩う明かりさ」みたいな言葉遣いが好きだったりします。

おんなじ理由で、「帝国少女」も好きです。

(あれ、どっちも夜の曲やん、とか言わないお約束)

帝国少女は身分違いの恋人だったりするのかなぁと想像しますねおっといけない話が逸れた(確信犯)

サビの最後に「flying through the night」、夜を飛んで(Google先生訳)と言う意味の英語が出てきます。

なので、「幾」の意味と合わせて考えると、満月(望月)を待つ曲、と言う方が正しい気がしてきました。

今思うと、結月ゆかりの名字にも月が入っているので、そこから着想したのかもしれません。

今度僕も上記の月を出した小説を書こうと思います。

(もちろん、上記以外の望月をこえた月も出したいです！)

(誰かコラボ小説書かん？)



さて、話すことも無くなりましたし、今度の近況報告書はここで筆を置かせていただきます。

ではでは、春の陽気に充てられるのもほどほどに。
歌詞

朔 藍 染めてく この星空に
破滅的な暗闇に 私は立ち尽くす

巡り巡るクロニクル この繊月に
アスファルトを踏みしめて 見上げた
宇宙(そら)へ高く羽を伸ばすよ

大気の底映す オペラグラス覗く
揺蕩(たゆた)う 明かりさ

三日月の風に乗り 宇宙飛び回るよ
月明かりを切り取る さあ今
一閃(ひとすじ)の光が 夜 切り裂いてく
flying through the night

上弦の月望む この高台で
僕らの影法師たち 月夜に照らされた
美しいその曲線に 寝そべったりして
うつらうつらと冴えない 意識で終わりの無い夢を見ている

降り注ぐムーンライト 雲間くぐり抜け
宇宙を駆けてく

遠かの夜を越え 宇宙 飛び回るよ
月明りを切り取る さあ今
真円の刻(とき)がほら もう 満たされてく
flying through the night

光で1秒の 世界を眺めて
輝き結ぶ

ツクヨミが時を統べ 闇 両手広げ
月明かりを切り取る さあ今
一閃の光が 夜 切り裂いてく
飛んでゆけ

幾望の月に満ち この夜空を抜け
月明かりを切り取る さあ今
永遠(とわ)に続く時間が 星空を照らす
flying through the night


最後まで読んだ人贈り物ちょーだい

「ラーメン食べたいなぁ、よし食べに行こうか!
え、だめ? 分かったじゃあねさいなら」


私、なんも言ってないんですけど(´ω｀)

それ、私のコーヒー。
間接キスですよ？
ドキドキが止まりません。

確信犯でしょ？

夕食中に泣いた後

君は笑ってた＿＿＿＿＿＿＿。

ごめんなさい。

そう言われれば
あぁ、いいよ大丈夫。

しか言えないと思ってる

喧嘩出来ない女が使いがち

へ？ごめんなさい言ったよね？

え？なになに？許してくれないの？

性格悪っ！

宿曜占いをやらせてみたら
「まあ関係ないだろうけど」
その言葉つきで私たちの恋愛運を見せてきた。

私がどんな気持ちになるか知っての所業ですか。