#聞きたくない

｢生きて｣とか

｢分かるよ｣とか要らない

『頑張ったね』って

寄り添って欲しかったんだよ、

辛かったね 苦しかったね
今まで良く頑張ったね
もう大丈夫だよ
私がそばにいるから
離れないから
好きなだけ泣ていいんだよ

って君に言って欲しかった…

｢生きて｣
なんて無責任な言葉
聞きたくなかった…

「殺したいわ」　「早く死ねよ」

軽はずみな言動ばっかで埋もれていく

腐りきったこの真っ黒な世界で

何故息をしているのやら

面倒だ

「辛いのはみんな一緒」
「あなたより辛い人がいる」

私にとっては慰めにならない
むしろ私を苦しめる言葉。

もう見たくない

もう聞きたくない

君に生きてほしい思いは僕のエゴで、

生半端に君を思ってるみたいなことは絶対に言いたくない。


「生きてたらいいことある」も

「死んだら周りが悲しむ」も、

聞きたくないし口にしたくない。


その人にしかわからない人生があって、

それを僕が「君のため」を盾に「生きろ」なんて言うのは

絶対に間違ってる。


だから、

僕の生きろは完全にエゴ。

「もうなにも見たくない」
「もうなにも聴きたくない」
「もうなにも感じたくない」
「もうなにも考えたくない」
「感情を殺してしまいたい」
「もう作り笑いしたくない」
「もう自分に嘘つきたくない」
「もう怒られたくない」
「もう誰とも話したくない」
「もう誰も信じれない」
「もう生きたくない」
「もう死にたい」
「もう消えたい」



「ああ」
「自分がもう見えない。」
「私は何処に…」
「行ってしまったの…?」
「色んな事が私を」
「背景へ押しやっていく。」

「ねえ、それなら」
「私も文字になる」

こんにちは
私は文字
あなたに私をあげる
だから私を使って
どうかあなたを救ってあげて
私を背景にさせないように
あなたを背景にさせないように

大丈夫だよ

だって私がいるでしょ

私のこの辛さは全て「そういう時期」

これで片付けられてしまうのですか

もう少しで聞こえる気がするのに

結局自分で耳を塞いでしまう

幸せの音はすぐそこなのに

"大切"の理由を教えて

"好き"の真意を教えて

なんて嘘だよ愛してる

死んだ後誰になんと言われたって

意識が無くなれば全て聞こえないから

どこかで拾ってきた言い回しばっか

そんな綺麗事、もう飽きたっていうのに

母がよく兄の悪い所僕に言ってくるけど・・・
正直・・・もう・・・
聞くの疲れた・・・
聞きたくない

愛して欲しいと私が嘆いている時

あなたはいつも嫌な知らせを連れてくる

私がその時1番聞きたくなかった

言葉を連れてやってくる。

分かりきってる

答え
から逃げるように

私は

私から

君にさよなら