姫奈・2022-12-25
輝き
日々の積み重ね
輝いている人が頑張っている人ではない
頑張っても輝けない人だっているんだから
青春ど真ん中にいる時ほど
幸せに囲まれている時ほど
その輝きが通常だから見えなくて
失ったり時間が過ぎたり
輝きの弱まった時に気付くんだよね
青春も幸せも眩しいのはそれのせいかな
海で小さな貝殻を拾う
大きな夢を抱えた子供のように
新しいものに向かい手を伸ばす人は
とても輝いてみえると、私は思う
一番星のように輝けないから
流れ星のように消えたい
きらめく 朝陽の まぶしさは
きらめく 星空が 連れてきて
うららかな 昼下がりの まどろみは
うららかな 花の 香りが もたらして
輝きに 満ちた 未来の 展望は
輝きに 満ちた 今日の 充実感が 導く
そして……
新しい わたしになれそうな 予感は
新しい 誰かとの出逢いから 始まる
鏡が 曇っていたら
どんなに 美しい 輝きを 持っていても
輪郭も 本質も 正直な 姿で 映らない
だから 心を 磨こう
真実に 己を 磨こう
七色に 光を 弾くほどに
この 手のひらを
あなたは あの日 強く 握り返した
この 手の 中に
はじめて 幸せが 舞い込んだ と 思った
真夏の 夜に 恥じらう 恋は
あなたの 指先が いたずらに 咲かせた 花
愛の ささやきに 酔いしれて 艶めくけど
ほんの 一瞬 輝きを 放ちながら
静寂へと 吸い込まれた 夢物語
噂より君へ恋した黄昏に肩を並べたい
美しいその景色を
お気に入りのカメラで写して
とびっきり良い思い出として
可愛く素敵にアルバム制作をし
一生の最高の私だけの輝く素敵な
メモリーにしよう。
過去の自分の撮った写真を見ながら
輝いていた思い出にひたる
今も充分輝いていると思っていたのに
やっぱり戻りたくなっちゃった
冷水が靡く この晩夏に
キミという氷晶石を追いかけて
僕の蒼空 いま此処に開幕
あなたは毎日きらきら輝いている
何度みても飽きないぐらいに
いつも目で追ってしまう
どんなに世知辛い世の中でも
輝きを映し出す瞳があればいいさ
君の未来が
醜く歪んでも
僕らが二度と
純粋を手に入れられなくても
今にも溢れそうな想いは
輝きを失わない
あなたは
太陽よりも星よりも
もっと綺麗で輝いてる