抹茶・2025-02-22
どんな人でも
闇
独り言
どんなに笑顔でも、どんなに優しくても、その人の心のどこかには「闇」がある
私はいつも、自分の心の中の闇に囚われている
結局、
世界はどこまでも残酷で、
どこまでも闇が深い
声が出なくなってから
自分の世界はもっと
暗くなった
もう少しで
真っ黒な闇に変わりそう
声出したいな
でも
出ないな
悲しいな
声が出なくなってから
みんなにバカにされて
家族にも
喋れって言われたな
喋れないのに
悔しいな
悲しいな
ごめんね
喋れなくなって
ごめんね
空に浮かぶ雨雲は私の心に雨を降らせて
重たさと苦しみの空気を纏っていた
許される想いじゃない
でも
捨てられない。
これは誰の罪?
許される愛じゃない
でも
傍にいたい。
これは私の罪
私だけの痛み。
僕が闇を引き受けるから
君は光の中で輝いてくれ
嗚呼、光が痛いからさ
闇よ、私を抱きしめて
月が世界を照らそうとしていても
闇がまた浮かんでは心を潰すのよ
彷徨っているよダークネス
眩しさは痛いよダークネス
側にいさせてよダークネス
迷子になったから彷徨ったね
いつの日にか闇が開いたなら
新しい場所に立てるだろうか
時にはこう思う時だってあるよ。
「消えたい」
今宵は僅かな光も眩しいから
夜の闇よ、僕を連れ去ってよ
仲良くしなさいではなく
自分を大切にして離れなさい
その一言があれば人生が壊されずに済んだ
集った光の中に闇が紛れたら
場違いだと嗤われるだろうか