#風

先生よりも黒板よりも

風に靡いた君の髪を見た。

永遠に続く空と
快い風に吹かれ
そっと溜息を零して

8月32日に無くした想いの外形
経暑と清涼の風に吹かれて
ノスタルジアは空の彼方へ

ガラス玉の中の夜空のひとひらを集めて

彗星が流れて静かな願いを心に締まって

銀色の風が吹き抜けた刹那と眩い星座と

宙ぶらりんな僕の心を
弄んで笑っている君は
まるで風のように軽い
そんな人なんでしょう

好きになっちゃ駄目だ
そんなこと分かってる
それなのに馬鹿な僕は
君に恋したみたいです

風に吹かれ雲は彼方の先へと

風に乗り鳥は遥か先へと


人に吹く風も先へと導くのかな




人に吹く風

いつ訪れるのだろう

夏の夜風が頬を撫でる。

髪を靡かせ、葉を鳴らし、

私の心を連れていく。

心なしに見上げた視線の先には、

ぼんやりと雲が広がる空。

なんの変哲もない夜のまま、

今日も自分に別れを告げる。


夜明けを迎えた明日の自分に、

出会いを信じてもらうために。

泣きそうな風が私を呼んだの

泣けない私と一緒に泣きたいのかしら

雨の中で涙を流しても気づかれない

風の中で溜め息吐けば気づかれない

雨も風も僕にとって助け舟になるよ

楽しい時は
空の青さの違い
雲の形まで思い付くのに
今の私は
全く余裕無くて
青空見上げる事さえ忘れてた…
今日の雲はゆったり流れてる
風に乗って私も遠くへ行きたい
あなたに会いに行きたい

今のところ
俺にとっては
向かい風ばかりのような
日常だけどさ

毎日努力し続けたら
そのうち
追い風になったりしないかな？

風の吹く今日は

人工風を止めて

自然風を受ける

沈んだ気持ちも

風に乗って去れ

冬の風が私達を刺してくるけれど

そんなの痛くないくらい

わたしの目に映るあなたは優しかった

風が頬を優しく撫でるから

あなたが隣にいる気がして

なんだか泣いちゃいそうになったの

めっちゃ風強い。

怖いくらいに。

洗濯物飛ばされそう。

こんなに強くなるとは。