片想い中︎💕︎・2019-03-31
1人でも
大丈夫
No.46
「1人じゃダメ」って言う女の子はね
ホントは1人でも大丈夫なんだよ?
「1人でも大丈夫」って強がる女の子は
ホントは寂しがりやさんなんだよ?
でもね、男の子はそれを見抜けないの。
たった1人でも、
側に居てくれる人が居れば
案外大丈夫なもんだよ。
人を沢山救うことができるの
だから
人を傷つけるのに使わないで__
「みんな」っていう意味わかんない奴らに
流されていくよりもさ、
1人でも流れの真ん中で立ってた方が
よっぽど自分らしくて
かっこいいよ。
何気ない日々を過ごす私たち。
愛を知らぬ私は血を拭う。
愛する意味を教えてください。
それはただ生きることで。
誰かを愛することで得た答えは
ただひとつの命を救うこと。
“愛している”たった一言だけで
誰かの命が救われる。
“大丈夫”あなたはひとりじゃない。
血を流す意味ももうないんだ__。
1人でも多くの人が救えれば、もう私は何も望まない。
どうか、1人でも多くの人が笑顔で幸せでいられますように_。
誰かに頼らないと
生きてけない大人じゃなく
1人でも生きていける
そんな大人になってやる。
1人でもだれでもいいから
ただ「あなたが必要なんだよ」
って言われたかったな
たった1人でいい
仲間がいるだけで辛いことも笑い飛ばせる
私も誰かのそういう存在になりたい
この世の中には
『助けられる命』が
必ずある。
それを
どうやって
『助ける』のか___
夏のコーヒー
9話
ふと思い出すあの日
楓「大丈夫?元気ない?」
里枝「…大丈夫だよ」
楓「荒山行ったことある?」
里枝「え、、、…なんで?」
楓「荒山は入っちゃダメだよ。僕の兄が荒山に入って死んじゃったから。」
里枝「………」
里枝「え。」
奏「お前の友達の兄が死んだって?」
里枝「そう。荒山の危ない神が」
奏「…お前、入っちゃダメだろ」
里枝「でも。。」
奏「ダメ。勝手に入っちゃ」
里枝「コーヒー飲みたいんだよ!」
奏「…っ。」
里枝「じゃあなんで奏はここにいるの?荒山の里神の裏にいるの?危ない神は、どこいるの?教えてよ!」
奏「…冷静に聞け。」
里枝「冷静になんて出来ないよ!なんでここにいるの?奏だって入っちゃダメなんじゃない?じゃあなんで…」
奏「落ち着け」
里枝「…っ、無理。」
奏「おい!待て」
里枝「…秘密あるんだったら教えてよ…里神の由来。。どうしてここにいるのかって」
奏「秘密は誰でもある。俺も。お前もだろ?」
里枝「そんなの…言い訳なんてならないよ!」
里枝(うるさい。。何が危ない神なのよ)
急いで山を下りる
里枝(……告うと思ったけど無理だった)
ザァアアアアアアアア
里枝(え、嘘。。雨?)
ザァアアアアアアアア
奏「はぁ…」
里枝(早く帰らなきゃ)
ザァアアアアアアアア
里枝(っ、、やばい…斜面と蛙ばっかりで山ってこんなにも大変だったのね)
ザァアアアアアアアア
おばあちゃん「大丈夫なのかしら…里枝」
母「……お母さん」
おばあちゃん「何?」
母「事実を話すわ。お母さんそこに座ってて」
おばあちゃん「何??」
ザァアアアアアアアア
里枝(激しくなった!雨が…大雨…水溜まりが!山を早く下りなきゃ…おばあちゃんに迷惑をかけてしまう。どうしよう…)
里神
荒山
危ない神
楓の兄
死
ズルッ
里枝「…っ、、」
里枝(崖!?)
お母さん
おばあちゃん
楓
田んぼのおばさん
コロッケのおばさん
八百屋のおじいちゃん
ごめんなさい
奏……。好きだよ
助けて。。誰か。
誰か!!!
おばあちゃん「里枝!」
里枝「…、おばあちゃん。」
おばあちゃん「あんた、なんで崖の下にいるんだ。濡れてるじゃない。探したのよ」
ごめんなさい
里枝(…痛っ、、背中が染みる)
ごめんなさい
ザァアアアアアアアア
おばあちゃん「里枝…探したんだから!里枝…帰りましょう。…里枝」
里枝「………」
ごめんなさい
ガチャ
おばあちゃん「里枝、いたわよ。」
母「…里枝!」
里枝「………」
母「探してたのよ。。もし、里枝が死んじゃったら、どうするのよ。私立ち直そうとはできない。どうしたの。里枝」
里枝(………話せない。もう話したくない)
母「事実を話しましょう。里枝。ちゃんと聞きなさい。」
里枝「……。」
カランコロリコロコロ
ララララ〜ラララ…ラララ…
都会の中。
渋谷の中
人混みの中
奏。
里枝「奏…」
奏はニコッと笑い
そのまま荒山へ行こうとした
里枝「奏…奏!奏!!」
身動きすら取れない私
奏は走って行った
コロコロ…ララララ〜ララ…ラララ………
母『名前はどうするのかな』
母『あ!里枝にしましょう。貴方』
--『由来は?』
母『木の枝のように細くても頑張るようないい子で、枝。そして貴方の名前から取って里』
-『いいな。里枝。いい名前』
母『ええ。そうね。貴方の名前もいい名前よ。』
-『じゃあこの子の名前はどうするか。』
母『どうしましょうね』
-『そうだ、里枝は俺の名前から取ったから次にお前の名前からとった方がいいぞ』
母『いいわね』
コロコロ
ザザッ
里枝「……お母さん?」
母『一所懸命に育つわ。』
-『これからは4人で賑やかな家族になろう。』
母『ええ。里枝も……、、約束するわ』
-『ああ。』
母・-『約束』
里枝「約束…」
母『ああ!どうしよう!』
おばあちゃん『お父さんは!?』
母『お父さん…は、』
里枝「はっ…」
母『死んじゃったのよ!』
里枝「お父さん…」
母『もう嫌…もう生まれたくない』
おばあちゃん『…大丈夫。きっと良い人が見つかるわ。頑張って一所懸命に育らないと。約束なんでしょ』
里枝「…約束か。。」
母『里枝。細くても頑張らなきゃ。1人でも頑張らなきゃ。里枝。貴方は私の宝物。』
里枝(1人でも…)
ザァアアアアアアアア
奏「里枝」
1人でも頑張らなきゃ。
細くても頑張らなきゃ
お母さん
母『私の宝物』
頑張らなきゃ!
☕続く☕
1人でも咲き誇れ
そして舞って笑うんだ
誰にも見せない本当の心の中で。
長くて険しい道を歩いてた
今はどんな道を歩くのかな
出来れば視界良好で
真っ直ぐな一本道を歩きたい
1人でも歩けるような道がいい
最近友達の視線を感じる
目を合わせたら
真顔になって
目をそらした
他の友達にも手を触れさせない
そのまま私を置いて行った
「おかしいな」
それって友達なのかな
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友達でいいのかな
いつもそう思う
自分ではよく分かんない
前までは仲良しだったのに
今は変わってる
ちょっぴり弱虫な私で
強い言葉は言えなくて
ただ1人で悩んでた
でもかまわなかった
いつも1人だったから
嫌なことも
落ち込んでる時も
1人で悩んで
何も解決しないのに。
本当は仲良くしたい
でも仲良くなんてなれないよね
だってその子は人気者だから
好きな人と喋っている所を見ると
ちょっと悔しい
こんな時でも
辛い時でも
笑顔になれる自分でいたい。
いつまでも泣いていられない
歩き出さなきゃ もう立ち止まらない
もう振り向かないって決めたから
明日からはきっと何かが変わるように
もっと強くなれるから
1人でもきっと歩いて行けるから
負けそうでも新しい私へと進むために