#ごめんね

"ありがとう"より"ごめんね"が溢れ過ぎて

最近の僕は君に嫌われる事に怯えてばかり

君からの「ごめんね」が重かったよ

謝りたかったのは僕の方だったのに

君の背中を押したかった

それができないのならば

せめて抱きしめたかった

傷ついた時間にどれだけ痛みを伴っても

とんなに時間が経っても手放せないよな

何とかしたかったし何とかなりたかった

何にもできなくて何でもないふりをした

此処ではない何処かへ行きたかった

僕は逃げてもいい理由が欲しかった

戻れない過去はあっても

戻りたい過去はないのね

会わせられなかった本音も涙でさえも

本当は誰かに気づいて欲しかったよな

自分を好きになれていたら

少しは生きやすかったかな

心に沈む後悔の正体は

付き合わなければよかったなのか

出会わなければ良かったなのか

「ありがとう」は簡単に言えて

「ごめんね」は言えない

なんでなんだろうね

ごめんね

君に会えなくなっても、

話せなくなるくらいに

君との距離が遠くなっても

きっと僕は変わらず君が好き

片想い、306日目

　　　　　　　　　ｲﾏ　　　　　　　　　　　　　
過去には縛られ現在には避けられてるのなら

せめて未来くらいは味方でいてくれませんか

途中で曲がってしまって

真っ直ぐは壊れていたね

壊したのは僕だっただろ

昨日、君と会えたけど、

一度も話せなかった

目も合わなかったと思う

周りに人が多すぎた

君に向けた視線

その時の君はいつもよりも

ずっと真剣な眼差しだった

話したかったのは僕だけ

そう、僕だけ

その事実がどうにも痛かった

今日は会えない


もうこの気持ちは蓋をするしかない

それはわかってる

もうわかってるよ

時間はもう迫ってるのにね

最後まで勇気なんてなくて

意気地なしのまま

僕の気持ちだけが変わっただけで、

僕自身は何にも変わってなかった

ただ君への気持ちだけが

強くなっていくだけだった

今日を含めて、あと3日で6月が終わる

その時、僕は何を思ってるのだろう

片想い、305日目