#光と影

雲の切れ間から光が覗くように

君とまた巡り会えたなら

闇から光へと
続く道はきっと
僕だけが経験したんじゃない
みんなが経験したんだ。
きっとそうなんだ。いつかは光がくる

私の心は　

花びらが

少しずつ

散っていくように

心も少しずつ色々積み重なりすぎて

蝕れていって

真っ暗で　

光がある出口を　

探し続けてる

君がずっと輝いてくれるから
私の未来は光って見えるの

貴方の笑顔は
私には眩し過ぎる
“太陽”

この眩い光に惹かれたのに

今はそれが僕を殺すのか

前触れも無く

触れられた右手を引っ込める

もう片方はポケットに隠す

打ち明けるべきか隠し通すか

___________、。


沈黙の階段へ上がっていく

君は僕の事を知らない

次に扉の前を訪れる日は

今はただ

優しい光に呑まれたかった

暗い色だからこそ

明るい色が似合う

人の気持ちも同じように

影がなければ

光は明るみには出てこない

まだ黄昏になりきれない空は

分厚い雲の隙間から
妖光を覗かせる

光と影が醸し出す
虹色の芸術作品を

キャンバスに描いて

私ね貴方と光も影の部分も丸ごと

お互い分かち合っていきたいって想うの

貴方ごと曝け出してくれますか

苦しみの　真ん中で　　自分を　偽る

言葉に　出して
『助けて』と　　言えないまま

悲しい　思いを
『つらい』と　　吐き出せないまま


　　　　　　　　　空騒ぎの　クリスマスが
　　　　　　　　　今年も　　近づく……

プレゼント　なんて　　いらない
ただ、　　叶うならば

君との　穏やかな　時間と
笑顔を　交わし合う　嬉しい　想い出が　　欲しい

私達は知っているはずなの
この世界の明るいとこも暗いとこも。

知っているはずなのに、片方しか目を向けない。
人間ってそういう生き物なのよ。

花が咲き誇る頃またこうやって

語り合お 次は

水仙の影を追いかけて

ねるねるねるねの

光と影。

その色は

あの魔女だけが

知っている。