意地悪な君と僕の物語①
デアイ
春
私達は中学3年へと進学した。
新しいクラス、クラスメート、先生。
私(中川 舞夜)は小学生の時、この中学へ行く校区じゃなかったため、1年2年のクラスメート以外、ほとんど知らなかった。
それなのに地味にクラスが多く、知ってる人は4、5人のみ。
早く高校になりたいなぁ……。
そんな時、隣の席の人が話しかけてきた。
「ね、中川?さん、」
「えーと……はい、」
如月 奏仁くん?だった気がする。
「中川さん、背低いねー」
?!?!
「え?!」
いきなり?!いや、ビミョーに傷つくんですけど?!
「中川さん、140ないでしょ」
如月くんはニヤニヤしながら言った。
ムカつくっっ
「ひゃ、140はありますっ!142.5だもん!」
「あはは、ごめんって」
如月くんってなんなの?!もう話さないもんっ
私は机に突っ伏して如月くんとは真逆の方向に向いた。
「ねぇー、中川さん、ごめんね、」
如月くんはわざわざ歩いて私と視線を合わせてくれる。
「さっきね言いたかったの、オレ、身長割と高いからさ背の順の時、隣になれないかなーって思って。」
「え?!」
如月くんは照れたように笑った。あれ、如月くんって案外良い奴なのかも?
ってか普通に可愛い……かも?!
「あはは、嘘だよ、だって隣だとずっと中川さん見て笑っちゃいそうだし」
嘘……ってか笑うって何?!爆笑してるし……
「チビだね」
如月くんは私に向かって満面の笑みで言ってくる。
コイツ……可愛いくせして毒舌か!
「っ、ちょっと??」
私も如月くんに向かって満面の笑みで返す。
これから案外中学校生活、楽しくなるかも??かな
奏-かなで-・2019-04-25 #短編小説 #小説書いてみた #意地悪な君と︎︎僕の物語︎︎