#本

心にある一冊の本を見返して

鮮やかに蘇る思い出に誘われ

そっと心に花咲かせ彩りを。

何もかも全てから逃げたかった

本の中の世界なら誰も

追いつけやしなかった

本のページを捲りながらでも

君のことを考えてしまう

子供の頃から本の匂いも好きで
電子書籍より紙の本を買ってしまう

場所を取るし､日光や湿度も気をつけないと
いけないからちょっと大変なんだけどね;

それでもやっぱり本が好き

本当に好きな作品は目に見える形で飾っておきたいし、電子だと長時間読むと目が疲れちゃう(＠_＠;)

でも電子はサンプルがあるから
迷ってる本を買う時に試し読み出来て便利♪

海と本だけが

信じられる気がして

澪於　れお

n回目の出戻り

ふけんこー

静かにページをめくる君

何かに気付いたように顔を上げる

無言のまま僕を見て

はにかむ君の笑顔は

僕の心を激しくした

小さい頃

お風呂で

色が変わる

本があったが

今にして思えば

あれは

ねるねるねるね

だったのだろう

フィラメント/Uru

10年後の私はちゃんと笑えてるかな
今日まで流した涙の分も
拭いきれない弱さも
君がくれた強さも
胸の奥 抱きしめていよう

「百年の孤独」や

「カラマーゾフの兄弟」を

読みながら

あの人は

ねるねるねるねを練っていた。

教師たちは無論

何も言わなかった。

あの人は
ねるねるねるねを
練りながら
難しそうな本を
読んでいた。
その本のタイトルを
僕はこっそり記憶して
図書館で借りてみた。

第一章：色
第二章：糸
…

さっぱり分からなかったので
僕は読むのをやめた。

今となっては、
その本のタイトルさえ
忘れてしまった。

大和言葉の本

アタシが好きな『春よ、こい』が
原点だったかな

やっと探してた本に
出会えてよかった

大事に抱きしめた本

今はただボロボロで
虫食いだらけで
わからないことだらけ

でも、だからこそ
いろいろ考えながら
ゆっくり時間をかけて読んでいけるね

本は

貴方と私を繋いだ

大切なもの。

みんなの笑い声を意識しないように
いつも本を開いている

今日はクラスメイトから
「ホントに本好きなんだね」と話しかけられた

｢うん」と素っ気なく答えてしまった私は
ずっと孤独なのかな