#鏡の国の林檎娘

星空に近付き飲まれ、傷を負った心が

夢に近付くことを恐れるの

それでも、諦めたくないと

心ではないなにかが震えるの ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

幸せになりたい

苦しいもの全部消し去りたい

誰かに話せば楽になれるのかもしれない

だけど、何年も渦巻いてる

腐った感情に棘がないわけない

楽になりたくて

あの晩、胸を潰すように迫り上がった苦しさを

息を吐くように君に話した

ただ聞いてくれたら

それ以上のものは期待してなかった

待ってた現実は残酷で

結局、私は君を傷付けて

その事実がまた私を傷付けて

苦しさは重みを増した

楽になれたのはほんの一瞬だけ

それもきっと勘違い

だから、私は言うの

強くなりたい。と ︎
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

形としては残らなくても


この手に掴めなくても

ｺｺﾛ
得たものは此処にあるよね

遅かれ早かれ

いつか止まる心臓だから

比較されることのない

誰かの唯一になりたかった

脈が乱れるのは、肩書き無効化で

純粋な言葉でありたかったのに

第1志望校を諦めたこと

第2志望校で学ぶ為に地元を出て

ホームシックに陥り

君の精神疾患が酷くなり

人生で2番目に苦しい夏を過ごしたこと

どれだけ気遣っても

歩み寄れない人を目の当たりにし

人間的に合わない人を知ったこと

初めてテストに

自分のペースを崩されたこと

自分史上1番いい成績を取れたこと

バイトを始めて

社会人になった友達と比べたら

まだまだ甘いものだけど

社会の波に触れ始めたこと

苦しいこと

新しいこと

正直に書いたら

嬉しいことより

遥かに多かった

今、ある程度

思うままに生活できているのは

多かった分

自分の人生の中の1年という単位で

乗り越えたものも多かったということ

乗り越えた数だけ

新しい自分と出会った

乗り越えた数だけ

人というものを知った

醜いところ

綺麗なところ

冷たいところ

熱いところ

色んな新しいを知った1年だった

浅いように感じて

無駄な過ごし方をしていると思いながら

流したこの365日近い時間は

振り返ってみれば

とても濃いものだった

私はきっと

懸命になっている時ほど

自分の生き方を

浅く思う人間なんだろう

自分自身に努力を課す時は

「頑張る」でも「頑張れ」でもなく

「頑張ろう」

口先だけの宣言でも

客観的呟きでもなく

自分を押す言葉と

「さあ、頑張ろう」って

自然と出てくる力みのない独り言

気持ち前向きに

行動に移せるなら

宣言みたいにカッコはつかないけど

独り言でもいいさ

ナチュラルメイク施した心を

素のままだと思い込む君が愛おしい

月曜の朝には綺麗だった部屋

金曜を迎える頃には

綺麗とは言えない状態になって

週の疲れと余裕のなさの現れの様で

自分自身から暗い色を消すように

毎週末、掃除するんだ

木を飾り、風を染め

地を彩った春の欠片

季節の象徴でありながら

序盤でしか生きられない色

消えても春を魅せる君の様に

死んでも飾る記憶の中で

生きてた余韻を残し続けたい

尽きた愛想はもう燃えない

薪に水差したのは君自身
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎



湿り気ある薪に

火を着けることが

如何に難しいか

絵として生きられたなら

この黒も愛された

歌として生きられたなら

この弱さも好かれた

本として生きられたなら

この悩みも必要とされた

壺として生きられたなら

この傷も賞賛された

人として生きるから

汚く醜く厄介で

人として生きるから

私は私でいられる

自分の小さなミスが許せない。

異常とも言えるレベルで

自分の全てを否定してしまうから

ひとつの指摘に心が砕けそうになる。

たった一言、二言。

次から頑張ればいいって

注意してくれる人には次が見えていても

もう、私には次が見えない。

失敗した自分に次なんてないんだよ。

そんなこともあるよねって言葉を

今まで沢山の人にかけて

失敗を受け止めて、認めて。

なのに自分にはかけてあげることができない。

ちっぽけな

自分に対する期待感が

我が人生において

如何に大きいか

時間が欲しい

だから、冬休みが待ち遠しい

だけど、絶対に先輩と

会えない期間でもあるから

その前にあと1回だけでも会いたい

もう2週目に入るんだ

まだ平気だけど、冬休みに入る前にはね

イメージはカメラが残すから

耳と肌と舌で土地と触れ合って

溺れるように覚えて言語化を