🐈⬛泪猫・2025-07-31
ポエム
病み
死
あの時死んでいればよかったより
あの時死ぬのをやめてよかったと思いたい
こんな薬がもし実在したら‥
💊
このカプセルを服用すれば24時間以内に
安らかな眠りにつく事が出来ます
但し、一度服用すると打ち消す薬は御座いませんので今一度よく考えてからの服用をお勧め致します
本当に自分が愛する人と生きて死んで同じところに骨を埋めてまっさらになりたい。
きっとそれは、許されないことなんだろうけれど。
生きた証が欲しいと思った。
こんな僕でも生きていたんだと、誰かに知ってもらえるような。
そんな証が欲しかった。
君の隣に立てる人間になりたかった。
お前を超えれる存在になりたかった。
私は/俺は
勝手に失望して望んで、手を出してはいけないものに手を伸ばした。
自分の為だけに走った先にあったのは、世界を破滅に導く船頭役。
そうやってみんなに迷惑をかけて。
それでも泣きながら、或いは笑って手を伸ばしてくれた。
そんなみんなの為に。
これ以上、ただの1人だって殺させてなるものか。
あの感情は嘘なんかじゃなかったのに。
あの言葉も、本当だったのに。
「いつか」を信じた私は
まだ君に会えると信じている
僕は君から幸福だけを与えられたい
その分君は何十年後かの
僕の死を背負っておくれよ
明日を生きたい人に自分の命あげたい。
死にたい自分より生きたい人に生きて欲しい。
『多分、俺はこの戦いを生き残れない。 俺はきっとお前の隣を歩めない』
手紙を握る手の力が強くなる。
視界が涙で揺れる。
『それでも俺は幸せだったよ。 お前が俺を好きだって言ってくれたこと。 お前の隣で笑えたこと』
チリンチリンと夏風に風鈴が涼しげな音を立てるのが聞こえる。 あいつは、あの音が好きだった。
『全部全部お前からもらった宝物だよ』
坂を登っている間はいい。
怖いのは、急な下り坂だ。
全部最低に向かって行く気がする。
『最も底』なんてあるはずがないから、永遠に苦しいだけ。
血反吐を吐くような絶望と、最高を求めてしまう浅ましさ。
醜い自分に怖気がして、それでも私は生きている。
君が迎えに来るまで
この命は
死神にも渡さないと決めている
死ぬ発端が欲しくてたまらない。
僕を繋ぐ鎖を一つずつ外して自由になりたい。
イカロスのように空から落ちて、海の中で息を止めるのだ。
それができたらどれほど幸せだろう。
死が恐怖に直結するというのなら、己はすでに死んでいる。
僕は君から幸福だけを与えられたい
その分君は何十年後かの
僕の死を背負っておくれよ