#死

おやすみを言うまでに

私は沢山の事を経験して

眠りにつくんだろうなぁ。

あなたが生まれてきた時
周りの人は笑って、
あなたは泣いてたでしょ
だから、あなたが死ぬ時
あなたが笑って
周りの人が泣くような
人生を

壷中日月長のように久遠と束の間

日々に呑まれて仕舞う前に貴方に

私を見つけて欲しいのです。

闇夜の天涙に闇然する水毬

天花の如く水無川と暁闇に

孤月眺め哀悼の意を隠して

誰にも見つからない

声が聞こえないところまで

２人で

逃げて、逃げて、

皆の事なんか裏切っちゃえば

楽になれるのかな。

僕らは奇跡を積み重ねて生かされている


いずれくる死


火葬場に行く亡骸は炎に溶け


肉体の終焉を厳かに迎える

『どんな"生"き方をしようとも
どんな"命"の使い方をしようとも
結局最後には「死」が訪れる』
"生"や"命"には様々な読み方があるのに
「死」は1つしかないみたい

全部疲れちゃったから

鳥のように空を飛んでみた

チラつく雪が頬で溶ける

私は季節に溶け込めない

震える体が熱を持つから

地球に馴染めず息をする
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎




秋の代名詞、松ぼっくりだって

雪化粧を施して

冬の顔をしているのに

私は

もうこの世界にはいない君に

「さようなら」と言えない私を許して

君がいない未来が来るなんて

あの頃の青い私は

想像もしていなかったんだ

人が死んだってのにみんな
悲しむ暇もないくらい忙しそう
それが良いのか悪いのか
私には分からない

貴方の代わりを探すくらいなら

死んだ方がましなの

思ってたより根性あるね

生き方を認められた気がして

嬉しかったのは事実

根性身に付けてこなかったら

もう死んでるよって思ったのもホント

もう泣かないよ。

もう言い訳をするのもやめた。

私はもう

ひとりでも歩けるよ。

でも、これからもずっと

一番大切な君に

ただ そばに居てほしいんだ。