#鼓動

海月の毒は誰も触れない棘

君を探す僕は地上で彷徨い

僕の命が朽ちても触れたい

僕は君の感情に溺れていく

ドクン、と打った心臓は
君に恋している事を僕に知らせたんだ。

確かに鳴る鼓動を尊いと感じる

知らなければよかった絶望を

手にしたなら手放せやしないだろう

星空の下

コートの上から

強く抱き締め

遠くに感じる

君の鼓動の

微かな瞬(ﾏﾀﾀ)き…

あまりにも
何もないこと

何かを失うたび
心をなくして

時と日々が交差する
心を見失う

再び心育むためには
　　　　　　かほ

強く脈打ち生かさせて

未だ何が足りないのさ

大きな心臓の音を合図に

鼓動が早くなった。

手をつないだまま

ここまで落ちてきてよ

ときめきは心の鼓動…

真っ白な

無音の胸の大砂漠

こんな乾いた瞳では

探し出せない

流砂に埋もれた

恋のスイッチ…

ふいに壊れてしまうだろう
それでも時が刻まれる
この周期は
止めどなく流れる
水のように流れ去って
また崩壊の音が聞こえて来る

遥か彼方に空の色を言葉にした
この鼓動があなたに聴こえたらいいな

哀しみが眠らない街に
この鼓動が君に届きますように

これは夢なの
何も失くしてく

有り余るほどの
幸せの中にいた

時計の音が聞こえると
悲しい今が目の前に

心を失くしてく
少しずつ生き方を問う

胸に手をあてて
鼓動を確かめて
　　　　　　　かほ

それは手では掴めないもの

肌で心で感じるもの

目を閉じて心に浴びる

そしてまた動き出す

原動力となる光であれ

MiCo.

とどめを刺すかのように


私の鼓動が 私を苦しめたとき


心の底から消えたいと思った